産後と腰痛の関係について
こんにちは!整体院ネイキッド理学療法士の恒川です!
今回は、産後と腰痛の関係についてお話していこうと思います。
妊娠~出産後にかけての期間ずっと付いて回ると言っていいほど、頻繫に起こる腰痛ですが、なぜ腰痛が起こるのでしょうか?
産後の腰痛は様々な要因があり、よく言われる骨盤のゆがみだけではありません。
では、どんな影響が存在するのでしょうか?皆さんと一緒に深掘りしていければと思います!
妊娠中の腰痛の原因は?
妊娠中にリラキシンというホルモンの影響で靭帯などが緩んで安定して支えていたものが不安定になって腰などにストレスをかけます。特に妊娠4ヶ月~7か月はこのリラキシンの影響が強く関与しているとも言われています。
また妊娠中は妊娠期間が増すごとに腹部が大きくなり、重心が前方に変化するためより腰部にストレスがかかり腰痛を引き起こす可能性が高くなる。
それに伴い、姿勢が妊娠前に比べ変化することで腰痛を引き起こしやすい姿勢になって産後もその姿勢を続けてしまい腰痛を引きずるということがあります。
産後にまで腰痛が響く原因は?
産後女性の76%が骨盤に、57.2%が恥骨あたりに疼痛を認めているという報告があり、産後にまで腰痛を引きずることが多い腰痛ですが、一体何が原因なのでしょうか?
妊娠中はリラキシンというホルモンの影響とお伝えしましたが、産後リラキシンは減少し1か月程度で分泌が止まると言われています。
そのため、リラキシンの影響で靭帯が緩み、痛みが出る妊娠中とは違ってきます。
では何が影響しているのかですが、それは
妊娠中の姿勢を覚えてしまったこと、妊娠中に筋肉のアンバランスが起きたこと
による腰痛がメインになってきます。(ホルモンや腹直筋離開、メンタルなどの影響もあるので、すべてがそうであるとは言えないですが)
まとめ
そんな様々な要因が絡み合って、産前産後の腰痛ができあがっています。そのため、妊娠中、産後の腰痛を引き起こさないためにもちゃんと専門知識のある人や場所で、産前のストレッチや軽いこまめな運動が必要になってきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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