腰痛の原因は仙腸関節かも
こんにちは!
整体院ネイキッド理学療法士の恒川です!
今回は仙腸関節についてお話していこうと思います。
日々腰痛で来院されるお客様が多く、原因も様々ですが、意外と多いのがこの仙腸関節痛です。
ですが、評価し仙腸関節痛を説明しお伝えすると、
「え、仙腸関節痛って妊婦さんや出産後になるものじゃないの?」って言われることがちらほらあります。
今回はそんな謎多き仙腸関節を深掘りしていこうと思います!
「仙腸関節って何?」
「仙腸関節って聞いたことあるけど、どこの関節かよく分からない」
「腰痛の原因が仙腸関節ってどういうこと?」
そんな方必見です!
仙腸関節ってどこ?
まず先ほどから言っている仙腸関節ってどこにあたるのかですが、その前に仙腸関節がどことどこの骨から構成されているか説明していこうと思います。
仙腸関節とは、骨盤にある仙骨と腸骨という骨からなる関節です。(赤丸で囲った部分)
仙腸関節は滑膜性関節(2つの関節に関節包があり軟骨を保護している)で可動関節に分類されます。
仙腸関節は年齢と共に変化していく⁉
仙腸関節は年齢とともに変化していくと言われており、
① 0~10歳
仙腸関節の関節面は平面で靭帯により強固に固定されている時期です。
② 11~30歳
20代辺りになると腸骨関節面で凸状の隆起が現れる時期です。
この凸状の隆起が摩擦抵抗を増大させて二足歩行の安定性に寄与していると言われています。
また表層では、いくつかの裂け目や浸食が30代までに生じてくるそうです。
③ 31~50歳
この頃になると、退行変化が始まる時期です。
またこの年齢になると大抵の人は、変性がみられるそうです。
男性より女性の方が変性は強いみたいですが、特に出産を経験した方が早く進行する傾向があったみたいです。
④ 51~70歳
この頃になると、可動性が制限されてはいますが、ある程度動きはあるそうです。
またこの年代の肥満体型の方や出産を多く経験された方は、そうでない人に比べて仙腸関節が狭くなったり、軟骨が硬くなっていたそうです。
⑤ 70歳以上
この頃になると約半数で関節の周りがくっついている状態であったそうです。
どうやったら仙腸関節痛と分かるのか?
仙腸関節についてざっくり分かったけど、自分が仙腸関節痛なのかどうやったら分かるのかという声が聞こえてきそうなので、簡単ではありますがお伝え出来ればと思います。
まず仙腸関節痛は、
- 仙腸関節が骨盤にあるため背骨に痛みが出にくく、仙腸関節に痛みが出ます。
(関連痛などで痛みが出る場合もあります。) - 痛い側の片足立ちや前後開脚、長時間の座っている姿勢で痛みが出やすいのが特徴です。
- 広範囲に痛みがあるというより、一部分に痛みが集中していることが多いです。
- 股関節に痛みが出やすい
これらがあると仙腸関節痛かもしれません。(関連痛や筋肉、靭帯などの影響によって痛みが出現している場合もあるので、これだけでも一概に決められませんが…)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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栄、久屋大通の整体院ネイキッドで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。