頭痛について
こんにちは!整体院ネイキッド理学療法士の恒川です!
今回は頭痛についてお話していこうと思います。
天気や寝不足、疲労等々で起こる頭痛ですが、どのような種類や改善方法は意外と知られていないのではないかなと思います。
そんな頭痛を種類や改善方法はあるのかを深掘りしてお伝えしていこうと思います。
ではいきましょう!
頭痛の種類
頭痛というと、皆さんは片頭痛が一般的だと思いますが、実際はめちゃくちゃあります。
頭痛は、
- 一次性頭痛
- 二次性頭痛
- 有痛性脳神経ニューロパチー、他の顔面痛及びその他の頭痛
に分けられます。
そしてその中にいくつかの頭痛が存在します。
一次性頭痛には
- 片頭痛
- 緊張型頭痛
- 三叉神経・自律神経性頭痛
- その他の一次性頭痛
二次性頭痛には
- 頭頸部外傷・傷害による頭痛
- 頭頚部血管障害による頭痛
- 非血管性頭蓋内疾患による頭痛
- 物質またはその離脱による頭痛
- 感染症による頭痛
- ホメオスターシス障害による頭痛
- 頭蓋骨、頸、眼、耳、鼻、副鼻腔、歯、口あるいはその他の顔面・頸部の構成組織の障害による頭痛または顔面痛
- 精神疾患による頭痛
有痛性脳神経ニューロパチー、他の顔面痛及びその他の頭痛
- 脳神経の有痛性病変およびその他の顔面痛
- その他の頭痛性疾患
頭痛の診療ガイドライン 2021から引用
頭痛と一言で言ってもこれだけの種類があります。
これだけ見ると訳が分からない状態になってしまうと思いますが、一次性と二次性の違いは意外と簡単です。
一次性は、直接の原因疾患が分からない頭痛
二次性は、直接の原因疾患が分かる頭痛
と分類されています。
そのため、上記の一次性は○○頭痛(ざっくりとしている)と書かれていますが、二次性は○○による頭痛と原因があっての頭痛と書かれています。
なので、例えば
なんとなく頭痛がするというのは、原因が筋肉や気圧、血流、ホルモンなど特定出来ないため一次性頭痛に分類されます。
また、事故で頭を強く打ち脳出血を起こしたことによって頭痛がするのであれば、それは二次性頭痛に分類されます。
そのため、まず二次性頭痛かどうか検査した後に精査出来なかったものが一次性頭痛に分類されるということになります。
では、次に代表的な頭痛についてお話していこうと思います。
片頭痛
片頭痛は「今日片頭痛酷いなー」「梅雨の時期になると片頭痛が酷くて…」と言ったように片頭痛という単語を聞くことがあると思います。
実際日本の片頭痛の年間有病率は、8.4%と報告されており、アジアの有病率が5~10%、欧米が10~15%と考えられています。そのため、8.4%という数字は決して低くはないことがわかります。
片頭痛の原因として、神経が過剰興奮して他の神経や血管に炎症を伝え頭痛が起こるという説や血管の収縮状態から拡張したことによって脳血流量が増加し頭痛が起こるなどなどがあると言われています。
片頭痛と皆さん軽い頭痛と思われる方も多いと思いますが、実際の診断基準を見ると
- 下記を満たす発作が5回以上ある。
- 頭痛発作が4~72 時間続く
- 頭痛は以下の4つの特徴の少なくとも2項目を満たす
片側性
拍動性
中等度-重度の頭痛
日常的な動作(歩行など)により頭痛が増悪する。あるいは頭痛のために日常的な動作を避ける
- 頭痛発作中に少なくとも以下1項目を満たす
悪心または嘔吐(あるいはその両方)
光過敏および音過敏
- ほかに最適な診断がない
この診断基準をみると結構酷い頭痛ですよね。ですが、先ほどもお伝えした通り決して数が少ないわけではないので、今ブログを読んでいて気になる方は病院・クリニックに行くことをオススメします。
前兆のある片頭痛の診断基準を詳しく説明するのは省きますが、簡単に言うと頭痛が起こる前に、目や耳などの感覚器や運動など様々な部位で一時的に障害が起き、それが数分持続したりします。
同じ片頭痛でも、診断基準が設けられており細かく分類されています。
次回は、頭痛の中でも肩こりなど首から引き起こされることが多い緊張型頭痛についてお話していこうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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