変形性膝関節症って?
こんにちは!
整体院ネイキッド理学療法士の恒川です!
今回は変形性膝関節症についてお話していこうと思います。
皆さん変形性膝関節症という疾患は聞いたことありますでしょうか?
膝が変形している、O脚、X脚など1つは聞いたことのある名前はすべて変形性膝関節症という名前で片付けられてしまいます。
しかし、実際はそんなことありません!そんな変形性膝関節症について皆さんと一緒に勉強していければと思います!
変形性膝関節症って?
変形性膝関節症は原因が特定出来ない一次性関節症と、膝関節の外傷など明らかな原因によって発症する二次性関節症に分けられます。
病態は関節軟骨の変性や摩耗が特徴で、滑膜や半月板・軟骨下骨・靱帯などの関節を構成する組織や関節組織に二次性変化を生じる疾患であると言われています。
また変形性膝関節症で医療機関を受診する人の多くが、痛みを伴って受診する人が大半を占めています。
病態
レントゲン写真では、関節が狭くなっている状態や変形を認めなくてもMRIで軟骨の所見を認めて、1年間で10日以上続く膝関節痛のエピソードが2回以上あれば早期変形性膝関節症と診断されます。
ここで重要なのが、変形などの所見がなくても膝関節痛のエピソードがある場合早期変形性膝関節症である可能性が高いという所です。
実際に日本で行った調査では、Kellgren/Lawrence(KL)分類(変形性膝関節症の状態を分類するもの)0または1でも,女性で約20%、男性で10%に膝関節痛を認めていたと報告されています。
そのため、見た目やレントゲン上変形がなくても痛みが出ている場合があるということです。
では、なんで痛みがでるのでしょうか?
その原因としては、炎症や半月板の不安定な動き、軟骨・靭帯などの変性など様々です。
また病態によって1つだけではなく、複数の状態が混じりあっていることがあります。
さらに性別や体重、スポーツ動作、重い物を持つ仕事など様々な要因があると報告されています。
症状の特徴
変形性膝関節症の症状の特徴は一体どのようなものなのでしょうか?
主な症状は痛みですが、動きだしが怖いや起きる動作の際に違和感があるという方も多いです。
痛みに関しては、運動する際や歩くとき、階段の昇り降りで痛みが増すことが多いです。
特に初期では階段の下り動作で痛みが出ることが多いのが特徴です。
また横に揺れて歩くという歩き方が特徴的です。
変形性膝関節症の場合膝関節の周りが腫れてきたり、熱を持ったりしてはれぼったい状態になります。
治療
大きく分けて①徒手療法②運動療法③物理療法などがあります。
当院では、徒手療法と運動療法、物理療法を積極的に行っています。
変形性膝関節症でも膝が曲がらない、膝が伸びない、歩くのが痛い、階段が辛い、X脚、O脚など訴えは様々です。
また、膝関節には様々な骨・関節・筋肉・靭帯・軟部組織が存在しています。また痛みが出る原因も体の捻じれやゆがみ、動作の問題など様々です。
そのため、痛みが出る場所や動作は多種多様です。
そんな様々な訴えに対して、その人個人にあったアプローチ方法を提案しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
整体院ネイキッドはスタッフ全員が医療国家資格保持者で、あなたの適切な評価・アプローチをさせていただきます。
栄、久屋大通の整体院ネイキッドで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。