五十肩って何?
こんにちは!
整体院ネイキッド理学療法士の恒川です!
今回は、五十肩についてお話していこうと思います。
皆さん聞きなじみのある言葉だと思います。皆さんの周りでも、五十肩の方多いのではないでしょうか?
そんな五十肩ですが、
「放っておけば治るよ」「勝手に治った」
このような言葉を聞いたことはありませんか?
本当に五十肩は治るのでしょうか?そもそも五十肩はどんなものなのでしょうか?
皆さんと一緒に考えていければと思います!
五十肩って何?
五十肩は、広義と狭義の2つあります。
広義の五十肩は、「肩関節構成体の退行性変化を基盤として発症し、肩関節の疼痛と運動障害を主訴とする症候群で自然治癒するもの」と言われています。
何言ってんだこいつ…
そう思われた方大丈夫です。多分これを読んでいる皆さんそう思っています(笑)
簡単にいうと
年齢を重ねるにつれて、肩関節を作っている組織が変化し、痛みや動きにトラブルが起きている疾患の総称です。これが広義の五十肩になります。
総称ということは、肩関節を作っている組織の場所や痛みの原因場所によって、個別の疾患名(腱板断裂、インピンジメント症候群、石灰沈着性腱板炎、上腕二頭筋長頭腱炎など)があるということです。
それ以外に病態の主が肩が固まっている状態、明らかな障害場合が同定出来ないものを狭義の五十肩といいます。この狭義の五十肩は、アメリカではfrozen shoulder(凍結肩)と呼ばれたりします。
本来凍結肩と呼ばれるぐらいですので、肩が凍結されたようなガチガチの状態のことを五十肩と呼ぶのですが、広義の五十肩と混在して皆さんが分かりにくくなってしまっているのが現状です。
症状
五十肩の主な症状として、動かない(可動域制限)痛みがあります。
しかし、常に動かない訳ではありません。一般的に症状は時期によって変化し、一連の過程をたどります。
症状によって、程度や時期は異なりますが、①炎症期②拘縮期③回復期と経過をたどります。
- 炎症期
炎症がメインな時期で、肩の違和感や痛みがある時期です。夜の痛みやじっとしていても痛い、動かすと激痛というのが主な症状です。 - 拘縮期
痛みより硬さがメインとなる時期です。じっとしていても痛いということがなくなり、痛みより動かないことが中心となります。 - 回復期
肩の硬さが徐々に回復する時期です。硬さが減ってくるため、動きの制限が減って日常生活への支障も減ってきます。
大体発症から回復まで、半年から2年を必要とされています。
しかし、自然に治るから放っておけばいいというわけではありません。
7年経過して約50%が何かしらの肩の痛み、動きの制限があるといわれています。
そのためしっかりと治療して、肩のみではなく肩甲骨周りや胸郭などを動かしていくことが大切になってきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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栄、久屋大通の整体院ネイキッドで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。